自動車趣味から初心者まで、女性のための運転術〜運転美人になろう〜運転術 走り出す前にドライビングポジションを決めよう

自動車趣味から初心者まで、女性のための運転術〜運転美人になろう〜

 さて、背筋がシャンと伸びて、美しい姿勢で歩いている女性はエレガントですよね。
車を運転するときの姿勢もシャンとしているととてもエレガントに見えます。

 ところが、教習所で運転を習ったとき正しいポジション(運転姿勢)について、
詳しい説明があったでしょうか?私は、記憶にありません(笑)
 この話は、シートベルトの効果を最大に発揮させたり、いろいろと安全運転にも関わる話なので、
よく読んでください。


 まず、大事なことは、シートに深く腰掛けること。

シートバックは少し立ち目にして座面と背もたれの間にお尻をぎゅーっと押し込むような感じで
背中からお尻、腿の裏までシートに密着していないところが無いようにします。

少し、窮屈と感じるかもしれませんが、シートに体を密着させることが、まず大事なことになります。

これができている人が、実はなかなかいなく、
特に運転に慣れた人ほど、崩れている人が多いのです。


 次にペダルやハンドルとの位置の決め方です。

まず、ハンドルとの位置関係を決めます。

 片手で、ハンドルの一番上を持って軽く肘が曲がり、肩が背もたれから離れていない位置に
シートの前後位置を調整してください。

手でグッとハンドルを押しても腹筋に力が入らない位置、押した腕の肩を背もたれが支えてくれている、
と言う感じになる位置です。

 そして、その位置から、ブレーキペダルを踏んでみてください。
力一杯、満身の力を込めて踏んでも、膝が少し曲がるくらいになればOKです。

そのとき、腰をシートがグッと支えてくれているのを感じると思います。

 もう少しペダルが遠い方がいいかな?とか近い方がいいかな?と言う微調整は
シートを前に出したら背もたれを少し寝かす、またはシートを下げたら背もたれを少し起す、
というようにして、ハンドルとの位置関係が変わらないようにします。

 最近の車には、チルトやテレスコピックと言ったハンドル位置の調整がついていることも多いので、
それらも利用して、自分の好みと合うところを探してください。


 とにかく基本は、

1. シートに深く腰掛けること、
2.そのときにハンドルの一番上を握って押しても、肘に余裕があり背もたれから肩が離れない。
3. そしてブレーキを思い切り踏んでも膝にすこし余裕がある、

この3点をおさえていれば、あとは好みです。

どうしても上手い位置が見つからないときは、

1.ハンドルとの位置
2.ブレーキペダルとの距離

この順番で優先して位置を決めてください。他のペダルとの位置や、シフトレバーとの距離は、
はっきり言ってどうでもいいです。なんとか操作できれば、大丈夫です。

 でも、ハンドルがちゃんと操作できなかったり、ブレーキが力一杯踏めなかったら、
大変なことになりますね。


 いかがですか?窮屈だと思われますか?


このポジションを教えると「こんな窮屈じゃ、運転できない!」とか、
「近すぎてハンドルが回せない!」とか言う人がいるんですが、今までが後ろ過ぎたんです。

このポジションで実際にハンドルを回してみてください。何の問題も無く回せますから。
 そして、実際に3ヶ月間、このポジションで運転してみてください。

慣れたらこのポジションは疲れないし、車の動きや反応も実によくわかるのに気がつくと思います。

 前のポジションに戻したら、手足も届かないし、車を正確に動かすこともできなくて、
怖くて運転できないと思うかもしれません。

 後ろ過ぎるポジションでもペダルやハンドルに手や足が届いていたのは
ちゃんと座っていなかったからなんですね。
お尻が前にずれて、猫背で運転していたから届いていたんです。


 この一見、窮屈なポジション、なぜ疲れないかと言うと、
ちゃんと座っていないポジションは、シートが十分に体を支えてくれないので、
加速したり、止まったり、曲がったりと言う時の体のぶれを
腕や足、腹筋、背筋などでグッと耐えていたんですね。

 きちっと座るとそれらの動きはシートがグッと受け止めてくれます。
だから、疲れにくいんですね。

 そして、万一ピンチになった時も、
ハンドルやペダルを最後まで確実に操作できるため危機を脱することができる可能性が高まります。

 ちゃんと座っていないと、急ハンドルを切った時などに体がずれてしまって
ハンドルをまともに操作できない、急ブレーキを踏んだら、体がズレてしまって、
パニックになってしまう...なんてことになるかもしれません。

 慣れてしまえば、いいことずくめのポジションなのでぜひ試してください。


そして、すべてのエレガントなドライビングに欠かせないのが、車との対話。
さらには、一体となることです。

 そのためにもこの正しいポジションは欠かせません。

車は、実にいろんな情報を運転している貴女に伝えて来ています。

今の路面の状態、
その路面とタイヤの関係、
そして車そのものの状態。


全て、あなたが車と接しているところ、つまり、
シート、ハンドル、ペダル から伝わってきます。

だから、これらにきちっと接した状態で、
できるだけ沢山の情報を感じ取ってあげるようにして下さい。


 きっと車の方も、そんな貴女に答えてくれると思いますよ。



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Profile
子供の頃から車が大好きでした。
いつもうまい運転について
考えていました。
ずっと、もっと速く走らせることを
考えていました。
あるとき、
レースでは正しいかも知れない、
この「うまい運転」の概念が
一般道では違うんじゃないか
と思いました。
 一般道は、戦いの場ではなく、
社交の場。
そう考えた時、
自分の運転が変わりました。
とても楽に走れるようになりました。
 社交の場で生きる
エレガントなマナー。
それは、
必要以上に規則通り走ることでもない。
必要以上に速く走ることでもない。
周りと自分の関係を常に見つめながら、
コミュニケーションをとって走ること。
その方法について、
いつも考えています。
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